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フッ素塗布で虫歯予防を!
今回は改めて、フッ素について!
フッ素塗布の効果
① 唾液中に含まれるミネラルの沈着を促進し、再石灰化を助ける
② 歯の質を強化し、歯を溶けにくくする
③ 酸の生成を抑える
虫歯になる原因に対して、フッ素塗布の働きが ‘歯’ と ‘お口の中の細菌’ に作用し、虫歯になりにくくする効果があるとされています。
- フッ素塗布の方法や回数
1年に2~4回の塗布を継続することで20%~40%程度の虫歯の予防効果があるとされています。
治療が終わってフッ素を塗れば大丈夫!ではなくて、定期的に塗布し続けることが大事なんです。
- 医療機関で受けるフッ素とハミガキ粉剤に含まれるフッ素の違い
フッ素の濃度の違いにあり、期待できる効果も少し異なります。
医療機関で使用する高濃度のフッ素は、歯質の強化を特に期待することができます。
一方で、フッ素配合のハミガキ粉等に含まれる低濃度のフッ素は使い続けることで再石灰化の促進や酸を作る働きを抑えることを期待することができます。
これらを併せて行うことで、虫歯予防の効果がより高まります。特に乳歯や生えたての歯は柔らかいので歯質強化のために効果的です。
ただし、いくらフッ素を定期的に塗っていたとしても毎日のハミガキをきちんと磨けていなければ虫歯にはなります!
汚れがついた状態でフッ素を塗っても何の効果もありません。
ご家庭では、しっかりブラシで汚れを落としてから塗布するようにしましょう。